ビジネスの拡大やブランドの強化を目指す上で、配送伝票上の「出荷元」である「送り主」などの出荷名義を変更できることは大きなメリットをもたらします。出荷元変更がなぜ重要なのか、その理由を以下に詳しく解説します。

出荷元を自分名義に変更するメリット

ブランディング強化

出荷元を自社名やブランド名に変更することで、顧客に対して一貫したブランドイメージを提供できます。特に新しいブランドや商品を市場に投入する際、出荷元名の変更は非常に効果的です。顧客は商品を受け取る際にブランド名を目にするため、ブランドの認知度が自然と高まります。また、配送元に印刷業者の名前が出ることによって、製造元をお届け先に伝えてしまうことにもなります。製造元を伏せて、より独自性を強めてお届けしたい場合には出荷元である「送り主」の変更は有効です。

顧客対応の柔軟性・代理店としての活用

特別なイベントやキャンペーンでの活用にもピッタリ。例えば、期間限定のプロモーションで特別な出荷元名を使用することで、顧客に特別感を提供できます。また、代理店が発注を担当した際に、代理店名でも製造元名でもなく、クライアント名で送付することができることにより、より丁寧な代理店業を営むことができます。

ギフト対応

代理店でなくて、個人であっても、企業であっても「ギフト」としてオンラインで発注する場合があるかと思います。そんな時にも出荷元である「送り主」を変更するのは有効です。ギフトだからこそ、製造元を知られてしまい元の値段をお届け先に知られてしまうことは避けたいもの。出荷元変更は、あなただけに「私が」届ける一品なんですよ、という見せ方を可能にします。

出荷元を自分名義に変更しないメリット

プライバシー保護

個人事業主や小規模なビジネスの場合、自宅住所を公開したくないケースがあります。出荷元変更機能を利用することで、プライバシーを保護しつつビジネスを進めることができます。

製造元が伝わる安心感

お届け先にとってみて、製造元が分かるため、どんなところで製造しているのかを知る手掛かりになります。品質などにおいて製造元がわかることは納得感や安心感に繋がる場合があります。

自分で受け取る時に分かりやすい

自分自身が受け取り主の場合は出荷元を変更する必要はありません。変更しないことにより、出荷元がそのまま発注元として表示され、どこからのお届け品なのかが分かりやすくなります。

利用シーン別の出荷元変更活用例

出荷元変更機能は、多様なシーンで活用できます。ここでは、いくつかの具体例をご紹介します。

ギフト商品の発送

ギフト商品を発送する際に、送り主を顧客の名前に変更することで、よりパーソナライズされたサービスを提供できます。これにより、顧客満足度が向上し、リピーターの獲得につながります。

イベントでの特別対応

イベントとしての商品発送時に、特別な出荷元名を使用することで、顧客に特別感を演出できます。これにより、イベント期間中の売上増加が期待できます。

コラボレーション商品の発送

他のブランドや企業とのコラボレーション商品を販売する際に、出荷元をパートナー企業名に変更することで、コラボレーションの一体感を強調できます。これにより、両社のブランド価値を高めることが可能です。

販売商品としての提供

お届け先である顧客に購入していただいた「商品」を商品のお申し込みがあった後に発注する方法に「受注販売 / 受注生産」や「オンデマンド発注 / オンデマンド生産」があります。これらを実施するときには、顧客に自分名義で商品を送付することが必要です。

〈Printio〉は出荷元変更可能なオリジナルアイテムが作れるサービスです

出荷元である「送り主」を変更する機能を効果的に利用するシーンは、ギフトやプレゼント、商品としての発送などがあげられます。オンデマンド印刷サービス〈Printio〉では、もちろん出荷元変更が可能です。多くのビジネスやクリエイターに利用されている〈Printio〉では、出荷元の変更が簡単！ぜひ一度お試しください。

参考：〈Printio〉での出荷元変更の具体的な方法

具体的な出荷元変更の手順については、以下の手順で進めてください。

1. 〈Printio〉アカウントにログイン：まず、〈Printio〉の公式サイトにアクセスし、チームの新規作成もしくは、アカウントにログインします。
   ※2024年5月現在、β版での利用を開始しています。こちらのフォームよりお申し込みください。なお、出荷元変更はβ版より対応しております。
2. オリジナルアイテムの登録を完了させる：手順の詳細はこちらのヘルプページをご覧ください
3. 発注するオリジナルアイテムを選択する：「発注」タブ内の「オリジナルアイテム一覧」より、出荷元変更を行いたい商品を選択します。
4. 出荷元変更の設定：発注画面の中の「お届け先情報入力」にて「送り主の設定」のチェックボックスがあります。こちらで「送り主を自分で指定する」を選ぶことにより、出荷元の変更が可能です。
5. 出荷元の変更後に、支払先を登録し、支払いを完了すれば、あなたの登録した送り主情報の元、オリジナルアイテムの製造・発送が行われます。

実際の画面

出荷元を自由に変更できることは、ビジネスにおいて非常に大きなメリットをもたらします。ブランドの強化、顧客対応の柔軟性、プライバシー保護など、多岐にわたる利点があります。これらの機能を効果的に利用するためには、信頼できるサービスを選ぶことが重要です。

〈Printio〉は、出荷元変更機能をはじめとした多くの便利な機能を提供しています。オンデマンド印刷サービスを利用し、ビジネスを一歩進めるために、ぜひ〈Printio〉をご利用ください。