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2020年09月18日

在庫を持たないものづくり「マスカスタマイゼーション」とは

インターネットが普及した現代において、IoT(モノのインターネット)がものづくりの工場に導入されるとスマートファクトリーと呼ばれる新しい作り方が可能となります。
インターネット時代のものづくり理想像として語られるマスカスタマイゼーションをPrintioは実現したいと考えています。

マスカスタマイゼーションとは

マスカスタマイゼーションとは1個からのオーダー(カスタム品)を大量生産(マスプロダクション)と同じ効率で作り、大量生産と同じ価格で提供できるようにする仕組みです。

マスプロダクション+カスタマイゼーション=マスカスタマイゼーション

Printiはデジタルプリント技術とインターネットテクノロジーでこれまでの大量生産による在庫を作るものづくりを変えていきたいと思っています。

ではマスカスタマイゼーションのものづくりに必要なものはなんなのでしょうか?

 

マスカスタマイゼーションに必要な要素

マスカスタマイゼーションを分野で実現するために必要なものは2つのデジタルシフトが必要です。

1)製造方法のデジタルシフト
2)オーダー方法のデジタルシフト

これまでは印刷物を注文をするときは、営業の人や窓口の人にメールやFAXで頼み、基幹システムに受注の入力が必要でした。そのやり方では1つの注文に対して事務作業が多大に発生し、それがコストにつながります。

その受注方法をインターネットでの受注とデザインをWEB上で確認できるデザインシミュレーターが必要となります。

そしてそれを製造する工場には1個製造可能なデジタルプリンターが必要になり、そのプリンターもIoT(モノのインターネット)と言われるようにWEBに接続していかなければいけません。
そして、大量の受注を効率化できる生産する製造システムが必要になります。

このようにマスカスタマイゼーションを実現するには受注から製造・出荷に至るまで様々なシステム投資と製造設備への投資が必要となります。

製造工場のデジタルシフト_デジタルプリンター

製造する工場側には必ず必要なものがデジタルプリンターです。デジタルプリンターはこれまでの伝統的な印刷方法では印刷する製版が必要で、色数分のインクも用意しなければいけないため1枚でもイニシャルコストが数万円から数十万円かかってしまいました。デジタルプリントはそのイニシャルコストが必要ないため1個からの製造を実現することができます。

せっかく1個からの製造が可能になるデジタルプリンターを導入しても、これまでの伝統的な受注方法をとっている限りは大量生産の代替えとしてのデジタルプリント技術になってしまいます。そこで必要になってくるのが、プリンターがWEBに繋がりクラウドからプリントすることです。

Printioでは印刷の設定をクラウド側でコントロールすることで、同じ機種を持つ複数の工場で同様の品質で出力することを実現しており、工場では注文処理のバーコードをスキャンするだけで注文のボディカラーや商品に応じた適切な設定を呼び出すことが可能です。

製造工場のデジタルシフト_クラウド製造管理システム

これまでの製造システムは大量生産の注文を一つずつ正確にこなす事を中心に最適化されているため、1個からの大量の注文を処理することはできませんでした。

また大量生産に最適化するため、受注担当、データチェック担当、配送伝票担当、製版担当、インク担当・・・など多くの人の手を介して製造されています。マスカスタマイゼーションを実現するためにはより少ない人数で素早くバッチ生産することが必要になります。

Printio生産管理システムはクラウド上において1個生産を効率的に実現するために最適化されているため、大量の注文を少ない人数で効率的に製造することが簡単になり、コストダウンが実現可能となります。

オーダー方法のデジタルシフト_デザインシミュレーター

オーダー方法についてもマスカスタマイゼーション特有のシステムが必要です。多くの印刷サービスにおいても製造を依頼するには、「受注内容」「印刷データ」「支払い」の3つが揃わなければ製造に進むことができず、これが印刷のWEB化が遅れている原因となります。そしてシステム開発には莫大な費用が掛かってしまうため、中小零細の多い印刷工場では導入することが難しいのです。

またもう一つ重要なのはデザインをWEBで確認して入稿できるためのデザインシミュレーターの存在です。これまでは、Adobe社のイラストレーターやフォトショップなどプロ向けの制作ソフトが必要でした。これまでは1本が数十万円するものが最近ではサブスクリプションになり月額数千円で利用できるようになりましたが、それでも高額で難易度が高いため個人の方が印刷を頼むことは困難でした。

自分のデザインやスマートフォンの写真などを簡単にWEBからデザインできるWEBデザインシミュレーターがその問題を解決することができ、プロの方にも印刷がどのようにされるのかが確認できるため入稿と仕上がりのギャップは少なくなります。(もちろんモニターとインクの違いによる色再現性などの課題はあります)

オーダー方法のデジタルシフト_様々な注文方法

Printioは印刷通販サイトかと言われますが、ある意味ではあっていて、ある意味では少しニュアンスが違います。
その違いはPrintioも自社のカタログサイトは開発中ですが、現在は用意しておりません。ですが、大手のカスタムサイトと連携して製造を受託しております。

現在Printioは下記の二つの方法で受注製造を請け負っています。お客様はカスタムサービスを運営されている企業やアパレルメーカー、商社などの顧客を持たれているお客様のサイトのバックエンドで繋ぎ込みしております。

1)APIによる完全受注連携
2)CSVインポートによる一括注文

現在は様々なカートサービスとの受注連携やサイトからの直接オーダーできるカタログサイトなども開発中で随時案内をしていきます。

マスカスタマイゼーションを実現するために

一言でマスカスタマイゼーションと言っても様々な要素が必要となります。そして製造現場での機械設備への投資と受注や生産システムへの投資などが必要になります。

印刷製造工場は中小零細企業が多く、その多くは設備投資には積極的で、システムへの投資まで手が回らないのが現状です。Printioは製造現場でのシステム導入の難しさに直面し、同じ課題を日本全国の製造工場が持っていることを感じ、日本全国のユニークな製造技術を持った工場が自立分散し、協同組合的に集まり共通のシステムを使うことで様々な分野匂いて印刷分野からマスカスタマイゼーション製造によりパーソナライズの分野を盛り上げていきたいと思っております。

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